先日
shazumiさんのブログで、
ジョン・レノンの「Happy X'mas」の映像(→
コチラ)が紹介されていた。
歌は知っていたけれど、これを見たのは初めてで、いろいろ考えさせられた。
平和になりますようにと、日々願っている。
でも、具体的に何かしているかと言えば何もしていない自分がいる。
日本社会の格差も問題だけれど、世界の格差はもっと大きい。
日本で暮らしているということは、格差の「上」で暮らしているということだ。
貧しい国から食糧をむさぼっている日本。
その中で豊かに暮らしている自分。
意図して苦しめているつもりはないけれど、追いつめているのは私たちだ。
そこに生まれる反感や憎しみ、そして貧困。
戦争は、決して他人事ではないのだと思う。
今、日本は戦地ではない。
けれども、犯罪、事故、そして自殺の死者が年々増えている。
戦争のない社会だけが平和な社会と言えるわけではないだろう。
日本だって、いまやある意味、戦地だ。
人は戦争を繰り返す。
日本史を見ても世界史を見ても、歴史は戦争の繰り返しだ。
何千年の時を過ぎても、人は悲劇を繰り返している。
平和を実現することはどうしてこんなに難しいのだろう。
何だか悲しくなってきた。。。
だから、ジョンの歌に共感して感動するのかもしれない。
純粋に平和を求めるその姿に、とてつもない勇気をもらうのだろう。
クリスマスの喜びも、だぶんそこにあるのだと思う。
罪深さを認識しつつ、感謝を持って生きていかなければと思う。