ぼちぼちいこか

虎ファン主婦のひとりごと。
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今日を忘れない
共謀罪が成立。
とうとうここまできてしまった。

沈んでもしょうがないけれど、気が重い。
結局は数なんだと思い知った。

というわけで、5年半ぶりにブログを書いてみた。
今日を忘れないために。

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yui | 平和・いのち | 19:32 | comments(1) | - |

「覚」
いつものことながら、すっかりご無沙汰していました。
元気にしています(^_^)v

新しい年が始まり、もう12日ですか…早いですね。
今年のお正月は雪が少なかったので、お雑煮食べてゴロゴロして、お菓子を食べてはテレビ見て…という、不健康極まりないお正月を過ごしました(苦笑)
これができるなんて、幸せですね。

今朝は全国的に冷え込んだとかで、うちも−10℃とこの冬一番の寒さでした。
最高気温も−4℃止まりの真冬日予報。
今日はどこにも出かけず家の中で過ごす予定です(笑)

年始なので、一応抱負をひと言。

今年の元旦は「覚」と書きました。
思いを馳せるという意味での「おぼえる」が実践できるようにと。
被災地のことと同時に、被災地を覚える多くの人がいることも覚えつつ、
離れた地の家族や友人ことも覚えて過ごしていきたいなと。
欲を言えば、新しいことも一つか二つくらいは覚えたい、そんな感じです。

いよいよ四十路を迎える2012年。
楽しく生きたいなって思っています♪
yui | 日々のできごと | 12:08 | comments(7) | - |

これは風評?
放射能汚染の話。

先週、東京近郊のホットスポットの存在がメディアで取りあげられた。
岩手でも県南にホットスポットが存在しているが、あまり騒がれていない。
そのためか、私の周囲では驚くほどに関心が低い。
というか、岩手では、岩手は安全と思っている県民が結構多いように思う。

理由として、岩手の新聞やテレビ局が積極的に報道しないことがあると思う。
例えば、一関で盛岡の10倍近い放射線量が測定された時、
地元紙では「両市共に国の基準値を下回る」という伝え方だった。
ネットに「盛岡の10倍の高値」「年間1ミリシーベルトを越える」とあり、
この伝え方の違いに驚いたものだった。

今朝のこのニュース「放射線量、7割で基準値以上 一関市の小中学校など」
学校で10μシーベルト/h以上って、大問題ではなかろうかという話だけれど、
岩手日報は、やはり三面記事の中に小さく載せた程度だった。

だいたいこの7ヶ月以上、子どもたちはマスクもせず普通に校庭だって使用していたわけで、その被爆は福島以上になるのではと危惧するのは私だけだろうか。

一関市長は、放射能汚染されていると指摘した学者に、風評被害を生むと抗議したらしいが、この放射能被害は果たして風評被害なのだろうか・・・?
放射能が広がったのはそもそも東電が悪いわけで、あくまで被害者なんだし、
放射線量が高いことを隠そうとするより、測定して対処を急ぐのが先決だろう。

とは言え、
どうしてこうも積極的に報道されないのかも、何となくわかるものがある。
だって、ここは岩手県。
第一次産業と観光で成り立っていると言っても過言ではない県だ。
自分の周りを見渡しても、生産者の人はとても多い。
「放射線量が高い」という話題が何となくタブーな感じが、私でもしている。

ここでは、県民を守る=生産者を守る、ということになるんだろうし、
消費者の声よりも生産者の声が優先されるのも、まぁ察しがつく話だ。
ましてホットスポットの県南には、このほど世界遺産登録された平泉がある。
(岩手で一番放射能被害を受けているのが平泉周辺という皮肉・・・)
被災の痛手が大きい中、平泉の観光収入に大きな期待をしている岩手県としては、
大きな声で言ってほしくない事実なんだろうとも思う。

けれどもだ。
それと、放射能から県民を守るということは、やっぱり別問題なわけで。
風評被害を恐れてか、早期に調査を開始しなかったことで、
子どもたちの被爆量は増したと言わざるを得ないのも事実。
早急な除染、より詳細な放射線量の測定、食品の検査、
そして悲しいかな健康調査だって必要ではないだろうか。

と、まぁ、もっともらしく書いてはみたものの、
なかなかこれを口にするってのは難しいのが現実。。。
この間、主婦仲間と思って、もっと詳しく検査してほしいよねって話をしたら、
そんなことしたら生産者が何人も首を吊っちゃうよって真顔で返されて、
この話題を出すってホント難しいなって実感(^_^;)

消費者も生産者もどちらも守れる体制って無いもんでしょうか。。。
今のままじゃ、結局どっちも守りきれてないわけで。
yui | 社会 | 19:28 | comments(2) | - |

食欲の秋
近所の方から栗をいただいたので、さっそく「栗ごはん」♪
栗の皮むきも、我ながら上手になったと思うこの頃(笑)

放射能のことが気にならないこともないけれど、
我が町のものを敬遠していたら始まらないので、そこは大丈夫と信じて。
ほっくりと甘〜く、美味しい栗ごはんになりました☆
今年も秋の味覚を堪能しております〜♪
yui | | 14:05 | comments(0) | - |

温度差
震災後から、様々な「温度差」に、苛立ったり傷ついたりして、
それを文章にしては消し、文章にしては消し・・と言うことが何度かあった。
うまく書ききれなかったというのもあったけれど、アップしたら、そこでもまた温度差が生じるのかも…と、結局それを公開する気になれなかった。

3.11の震災と大津波、そして原発事故から、半年以上が経った。
時間も経ったし、気持ちの整理がてら、もう一度書いてみようかなと思う。

例えば、こんな温度差。

被災地を訪れた人が「実際に行って自分の目で見た方がいい」などと感想を言う。
被災地に行くと人生観が変わるとか、励まされるものがあるとか。
この半年、よく耳にした言葉だ。
「挑戦すべき課題を見つけてほしいという願いで、被災地に学生たちを送りだしている」と、意気揚々と書いておられた某大学教授もいた。

でも被災地の知人は言う。
来る人来る人に、何度も何度も辛い話をしなければならず、正直疲れた。
被災地の声を聞かずに次々に押し寄せた「人の波」のほうが、あの大津波以上にしんどかった、と。

私は津波被災地から離れているので、前者が言いたいこともわからなくはない。
けれど、被災した地にいる人に対する想像力の乏しさは、反省すべきだと思う。
被災地に行くのならば、自分のためではなく、被災地の人のために行くべきだ。
だって、あなたの人生観を変えるために、東北関東沿岸部が被災したわけではない。

また、支援物資(仕分け)ひとつをとっても、温度差は大きかった。
もちろん、大部分は被災者を思って用意してくださったありがたい物資だったが、
中には、汚れた衣服、焦げついたフライパン、お礼状を求める物資など、
送り主側のモラルを疑うような物にも出会い、悲しい気持ちになった。
被災地は何でも喜ぶとでも思われているんだろうか、と。

今思えば、あの頃は余裕がなかったんだろうなと振り返ることができる。
そして、そういう温度差は少し軽減した。
けれども、心はまだ快方へと向かっていない。。。
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yui | 震災関連 | 00:54 | comments(2) | - |

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