ここ最近、訃報が相次いだ。
岩手と関西(私は兵庫育ち)では、葬儀の感じが随分違う。
関西では、葬儀の後に火葬だけれど、
岩手では、葬儀より前に火葬がある。
なので、葬儀のときに棺はない。お骨で行われる。
お通夜は、親戚やごく親しい関係者で行うものらしく、
「知人」くらいではあまり出向かないものらしい。
ほとんどの人が、故人とのお別れを火葬場で行う。
なので、火葬場にすごくたくさんの人が集まる。
身内の火葬でしか火葬場に行ったことがなかった私には、
かなり驚きの光景だった。
そう言えば、兵庫の山奥にあった母の実家では、
私が小学生の頃まで「土葬」だった。
かなり怖かった記憶がある。
人の死に立ち会うとき、いろんな生も考えさせられる、そんな気がする。