昨日の岩手日報夕刊に「食」について書いてあった。
食べることより大事なことがほかにあると考える人々が増えつつあるようだ、とのこと。一生懸命作ったところで食べてしまえば終わりで何も残らない、この何も残らない繰り返しの仕事の大切さを正当に評価する社会にならなければ食の問題はますます悪化するだろう、とも。
なるほどとも思ったが、果たして「食べてしまえば終わり」だろうか?
私は食べることが大好き。
今から何を食べようかと考えるところから楽しく、作っている間のにおいもたまらない。食べている時はもう最高だ!
多少失敗しても、うちの夫はとりあえずきれいに食べてくれるし、
次はもう少し甘めでとか考えるのも、これまた楽しい。
社会に評価なんてされなくてもいいから、食べる幸せ、食べられる幸せを感じられる人が増えたらいいのに、と思った。
特に岩手に暮らし始めて、旬のおいしさを知った。
この春も、ばっけ(ふきのとう)に始まり、タラの芽、コシアブラ、ワラビ、ウルイ、うこぎ、しどけ、うどなど、たくさんの山菜をおいしくいただいた。感謝です。
ちなみに今日のお昼はウルイ入りのおうどん。