ぼちぼちいこか

虎ファン主婦のひとりごと。
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週末は「ほろり」
8月終わりからやや批判的に見ていた「純情きらり」だったが、
週末(9/9)の放送はとても良かった。
この日の、このセリフのために、今までがあったのではないかというくらい。

今週、奇跡の生還を果たした主人公の婚約者、達彦さん。
しかし、戦地での体験から未だ心を閉ざしたまま。
そこに主人公がお節介なくらい世話を焼くのだが、それは置いておいて、
戦死した仲間(部下)の姉に遺品を渡しに行った場面。
部下を見捨てて撤退してしまったことを涙し、「許してください」と頭を下げる達彦。
それに対し、木村多江さん演じる姉が、穏やかで平坦な口調で、
「許しません」とぽつり。
そして、戦争が良いことだ戦うべきだと奮い立たせた人たち、それを止められなかった自分自身も含めて、この戦争を「許さないことに決めました」と。
でも、生きている者には未来がある・・・と言葉が続く。

再現できるほど良く覚えていないのだけれど、
戦争が残す傷跡の大きさと、「今」を生きていくことの大切さを、
考えさせられるシーンだった。

ワンポイントでの登場の木村多江さんのお芝居が、一番「きらり」♪
yui | テレビから | 01:22 | comments(2) | trackbacks(1) |