私事ではないのだけれど、
心を乱される出来事があって、ここ一ヶ月ほど四苦八苦していた。
「していた」と過去形なのは、ようやく抜け出せそうな気持ちになれたから。
それにしても苦しかった。
いつかこんな日が来るかもしれないとシュミレーションしていたはずなのに、
思っていた以上に、私のかさぶたはもろかった。
過去を責める気持ちはない。
ただ、これっぽっちのことで体調が崩れてしまう、今の自分にがっかりした。
そして、動揺しているのはきっと自分だけという事実も辛かった。
私ひとりが眠れなくなり、私ひとりが涙して、私ひとりが薬を増量。
なぜなんだろうという思い。
もういい加減、解き放たれたいという思い。
そんな思いに支配された日々だった。
結局、私を束縛しているものは全部私なんだというのが、今回の気づき。
だからこそ、やっぱりあなたはすごいと、
こんなちっぽけな私をもゆるしてしまうあなたはすごいと、思っています。