ぼちぼちいこか

虎ファン主婦のひとりごと。
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雪のひとひら

先日、学生時代の友人から贈られた本に、心がしっくりきた。

主人公、雪のひとひらの最初の台詞。
「わたしって、いまはここにいる。(中略)どこからきて、どこへ行くつもりなのだろう。このわたしと、あたりいちめんのおびただしい兄弟姉妹たちをつくったのは、はたして何者だろう。」
そして、ストーリーは展開していく。
詳しくは書かないでおくが、最後は感動の言葉で締めくくられている。

最近読んでいる本にも共通するのだけれど、
目には見えないけれど確実に存在する「何者か」への思いは、
求めれば求めるほどに深く感じられるものなのだと、この本は気付かせてくれた。

とても描写がきれいなファンタジーです。
yui | 平和・いのち | 23:59 | comments(3) | trackbacks(0) |